Mapping Sub-Second Structure in Mouse Behavior | Neuron (2015)
Alexander B. Wiltschko, Matthew J. Johnson, Giuliano Iurilli, Ralph E. Peterson, Jesse M. Katon, Stan L. Pashkovski, Victoria E. Abraira, Ryan P. Adams, Sandeep Robert Datta
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動物の行動は進化の過程で生存率を上げるようなパターン的な行動に変容される
では、どのような神経回路によってこのパターン化された行動が作られるのか?
これを理解するには行動が時間的にどのように構成されているかを知る必要がある
動物行動学では、首尾一貫した行動は単純な行動を特定の順序で並べることで作られると考えられている
では、この単純な行動の順序というものをどのように観察から見出すことができるのか?
Naa_tsure.icon例えば、JAABAはすでにアノテーションを自動化していたが、これとの違いは何? Naa_tsure.iconこれでは正解データを与えていない新しい行動を発見することができない
動物の行動を構成する単純な行動モジュールを特定するにあたって問題が3つある
行動モジュールの分類にどの特徴量が重要なのか
時空間スケールをどのように設計するか
Naa_tsure.icon動物の行動は複数の時間スケールの行動が同時進行しているように思える
時間や個体ごとにもパターン化された行動に差がある
Naa_tsure.icon逆にどの程度固定化された行動なのかの指標とも言える
ここでは、人間が作る正解データなしに、
動物の行動モジュールの特定
行動モジュール間の遷移確率の推定
を行うシステムを紹介する
自由行動下のマウスを様々な環境で3次元イメージングし(深度カメラ)、マウスのポーズを記録
このデータに対して統計モデリングを行い、行動が複数のパターン化されたポーズから構成されることを示した
Naa_tsure.iconこれは本文における早い時間スケールにあたる
Naa_tsure.iconこちらが遅い時間スケール
この2つの時間スケールを持つモデルが他のモデルと比べて一番未知のデータをうまく説明していた
これは実際にマウスが2つの時間スケールの行動を行っていることを示唆する
Naa_tsure.iconprivate projectです・・・
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